教室案内
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越後ごぜ唄を習いたい方へ
やってみなければわからないものがある、私もはじめは初心者でした。
越後ごぜ唄と津軽三味線はそれぞれに独立したジャンルで、おけいこは別々です。重なりません。
ごぜ唄のおけいこには「女性であること」と言う条件がひとつだけ。それ以外はありません。
現在10名ほどの方がお稽古に通ってくださり、なかには日常的にはこられなくても1年2年の間をおいて何年もかけて継続して学びに来てくださる方もいます。
それぞれ年齢、お仕事や生活もいろいろですからお稽古の日や月に何回、というようなこともみんなばらばらですが、たまには顔を合わせる機会も作りたいと思っています。
下にみなさんの会「越後ごぜグループ さずきもん」を紹介しています
ごぜ唄は「人から人へ」伝わってきた唄です。 「人から人へ」でなくては伝えられない唄です
仲間を大切にしてほしいと考えています。
みなさんもちろんごぜ唄が好き。「自由なところが楽しくもあり、難しくもある」とおっしゃいます。
師匠の存命中は小林ハルさんの芸を「うけとる」こと、「それを自分の中でかたちにしてゆくこと」で精一杯でしたが、これからはこれを多くのかたたちに伝えてゆくことが大切だと考えています。
多くの人が瞽女唄を知り、愛し、くちずさむ・・・そうした愛好家がふえてゆく環境づくりの中から、本物の伝承者が育ってゆくのだと思います。
「やってみたい!」と思われたら、お気軽にご連絡をください。
ふだんのお稽古は、1対1の完全個人指導です。
ご連絡はメールでどうぞ
おけいこはこんなふうに♪
ごぜうたのお稽古ってどんなふうにするんだろう?
習ってみたいけれどとてもむずかしそう・・・譜面は全然つかわないの?
三味線にさわったことがなくても大丈夫?
こちらの写真はおけいこで使う「譜面のようなもの」(「どどいつ」のもの)
私自身が習ったときにはこうしたものは全くなかったわけですが、これからへ伝えるためには必要と考えてメモや覚書のような自分のために作った資料を整理して、こうかくとわかりやすいかな・・・という形にしたものです。
文句も旋律も三味線もさまざまに変化する、そのすべてを書き表すことはできないので不完全なものではありますが、一応の形はこれで作ることができます。
こうしたものを頼りにしながら、ここはこうでもよい、ああもできる、と、おけいこするわけです。
ですからお稽古にはきりがないし、できあがりも十人十色です。
やればやるほどおもしろくなってくる、と皆さんおっしゃいます。
このような、目で確認できる資料は役に立ちますが、
やはり基本は「耳で聞く」「声に出す」「弾いてみる」です。
ボイスレコーダーなどの録音機はおけいこの必須アイテムです。
おけいこは「覚える」というより「なじむ」という感覚です。
必要なのは器用さや頭のよさではなく、「ごぜ唄が好き」という気持ちです。
好きでなければ「なじむ」ことができませんから。
三味線にさわったことがなくても大丈夫です。
学校の音楽が苦手だった人でも大丈夫です。
伝承者になるのだ、などという意気込みも必要ありません。
ごぜ唄っていいなあ、自分も唄えたらいいなあ、と思ったら、ご連絡をください。
新潟にとどまらず、遠くからもからも習いにきてくださっています。
「越後ごぜうたグループ さずきもん」のこと
ごぜ唄が好きで萱森のもとへ集う仲間たちを
「越後ごぜうたグループ さずきもん」と名付けました。
師匠・小林ハルさんはよく、
「さずきもんていうのは大事にしなけりゃならないんだ」と言っておられました。
「さずからんかったもんはしかたがないんだ、
それでも自分のさずきもん大事にしてたらちゃ~んと生きていかれる」と。
師匠・ごぜ唄という芸・そして仲間たちとのご縁を互いに大切に・・。
そんな願いを込めています。
写真は2017年7月の交流会のときのものです。
食事、歓談、それから自由に唄ったりきいたりリクエストしたり情報交換したり。
あっという間に3時間が過ぎました。
「仲間が増えて嬉しいです」「楽しくて初対面とは思えませんでした」
などの感想、嬉しく思っています。
この日、演奏された演目は祭文松坂(石堂丸・葛の葉)・新津甚句・夢和讃・こんぴらふねふね・噺松坂・瞽女万歳・よさこい・ねずみ口説きなどでした。
~会員の方たちのブログやホームページなどをご紹介します~
・「小関敦子の越後瞽女唄(ごぜうた)探求日誌」
・SBCラジオ「里枝子の窓~越後瞽女探求の旅 ~」
・「博多であい橋の弁天図」
萱森のごぜ唄のほぼすべてを受け取った1番弟子です。究極の芸人さんに育ちました。
演奏活動をしている方もいますので、お気軽にご依頼ください。
ご連絡はメールでどうぞ
津軽三味線
三味線が主役。それが津軽三味線の醍醐味です。
わずか3本の糸で奏でる、どんな音楽にも負けない迫力!
伴奏楽器にすぎなかった三味線を独り立ちさせて発展したのが津軽三味線。
始祖は仁太坊(にたぼう)1857生まれ18才で失明。
その母親は“離れごぜ”であったと伝えられています。
ごぜうたをうたう時の三味線。
実際に双方に深くなじんでみると、源流を同じくするとは思えないほどの奏法の違いや、
思いがけない共通点にぶつかります。
ごぜうたをうたう時の三味線と聞きくらべると、
「同じ人がひいているとは思えない」といわれます。
唄を生かすためにある、瞽女の三味線
主役としての華やかさをもつ、津軽三味線
越後の瞽女唄が越後の暮らしをほうふつとさせるように
津軽三味線からは津軽の風景がうかびあがります。
一にどってん
二に音澄み
三の糸はしんみりと
津軽三味線グループ「どってん」
-教室-
新発田市 隣保館 (木曜日)
萱森の自宅 (新潟市五十嵐 けいこ日は応相談)
お宅へ出向く出稽古もやっております。
いつからでも始められます♪
初心者大歓迎♪
中学生から高齢者まで皆さん楽しんでいらっしゃいます。
1回 3,000円(税込)~
ご希望の方は下記にてご連絡ください。
ご連絡はメールでどうぞ
ボランティア風景
仕事、学校、介護、家庭、・・・それぞれの生活の中での参加。
なかなか全員は集まれませんが、ふだんは個人指導なのでこうした機会は親睦のためにも貴重です。
演奏するたのしみ。きいていただくたのしみ。
きいてくださる方にもたのしんでいただきたいと願っています。
教室概要
屋号名 | 津軽三味線教室 |
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代表 | 萱森 直子(かやもり なおこ) |
活動内容 | 「ごぜ唄」の伝承活動・公演・指導、「津軽三味線」の指導 |
所在地 | 〒950-2102 新潟県新潟市西区五十嵐2の町9143−266 |
メールアドレス | info@echigo-gozeuta.com |